India Workshop 2002

ヴィシャカパトナム篇
2002/03/7〜03/17



Visakhapatnam, Dr. Ambedkar Memorial School
今回ワークショップに参加した生徒や先生がたと


<日程> 
1日目 03/07 Thu  自己紹介+ガイダンス+写真撮影
2日目 03/08 Fri   写真を見ながらディスカッション+写真撮影
3日目 03/09 Sat  写真を見ながらディスカッション+写真撮影
4日目 03/10 Sun  写真のセレクション+海岸通りでの写真展、記者会見
5日目 03/11 Mon  学校門前での写真展+アルバム制作+記念撮影
6日目 03/12 Tue   休息+ホテルでプリント作業+フィッシュマーケット参観
7日目 03/13 Wed  お別れの挨拶

<概要>
ヴィシャカパトナムはインドの東海岸にある、ベンガル湾に面した港湾都市です。いつものごとく、スタッフは昼夜問わず動き通しで、散策する時間などもあまりなかったのですが――半日だけ、橋口の強い要望でフィッシュマーケットに行きました――、部屋の窓から見えるベンガル湾の風景が何よりのごちそうでした。それよりも何よりも、毎朝生徒たちの笑顔を見ると、前夜の疲れも吹き飛びました。

今回のワークショップ参加者は7年生の生徒(11〜15歳)10人と9年生(14〜15歳)14人の、あわせて24人。日本でいうと、ちょうど中学生ぐらいの生徒たちです。同じ学年でも年齢がバラバラなのは、家庭の経済事情であったり、親御さんが子供を学校へ行かせる年齢がまちまちなことが理由で、インドではけっして珍しいことではありません。

生徒たちのお父さんやお母さんの職業は、守衛、オートリキシャの運転手、小さな商売といった職業が多く、理事長のイエドラ直子さんいわく、「最下層ではないが、インドの大多数を占める人たちといってもいい」とのことです。全校生徒240人のうち、40人がお弁当を持って来ることができません。

今回のワークショップでは初めて、デジタルカメラとバブルジェットプリンターを使用しました。(機材と資材はキャノンのご好意によって提供していただきました。)前回の東京までは、一眼レフカメラとネガフィルムという方法だったのですが、今回デジタルを試みたのには理由があります。東京のように、どこにでもDPEショップがあって、1時間ほどで現像が上がってくる、という場所は、世界から見たら少数派でしょう。私たちはいつも大都市でワークショップを行うわけではありませんから、このやり方には限界があります。

ところがデジタルなら、コンセントがあれば、あるいはたとえ電気が通っていなくても発電機さえ用意できれば、どんな場所でも撮影と印刷が可能です。この先、どんな場所でどんな条件下でワークショップを行うかわからない私たちには、デジタルを選択することで、逆にワークショップの場が広がるのではないか、と思えました。そしてその予感は、的中しました。

さあ、生徒たちはどんな写真を撮ってきたのでしょう?

PS. みなさんからお送りいただいた文房具の一部は、この学校にも寄付しました。




撮った写真を早速印刷


授業風景


昼食をとる低学年の子供たち


毎晩ホテルはにわか印刷所に


自分たちの記事が載った新聞を読む


東京の子たちが撮った写真を真剣に見る

ヴィシャカパトナムの生徒たちは、こんな写真を撮ってきてくれました。
(顔をクリックすると写真が現れます。なおホームページに掲載するため、本来の画質からかなり質を落としていますのでご了承ください)

生徒の顔写真をクリックすると作品を見ることができます。


Gowthami (11)


Rohit(12)



Vijay Kumar(14)


Deepika(14)


Sowmya(14)


Narasingh (15)


Sri Devi(14)



Narasinga Rao(14)




私たちが試みるアートワークは、その村に必要な生活物資を届けるような活動とは異なり、村の人たちが普段享受する機会のない、芸術に触れる喜びや生きる喜びを、<表現>を通して共有しようとする試みです。今後もインドを中心に、活動を続けていきます。
ヴィシャカパトナムの少年少女たち 「My Future」 
Participants of Workshop in Visakhapatnam - My Future
.

顔写真撮影:谷口昌土  Portraits taken by TANIGUCHI Masato

名前(年齢)
好きな色/好きな理由
将来の夢

Sowmya
ソーミャ (14)
白/きれいだから

貧しい人たちは
薬を買えないから、
医者になって助けたい



Sri Devi
スリ・デヴィ (14)
白/平和の象徴だから
大学の講師





Nagalkshmi
ナガラクシュミ (15)

先生になって
貧しい人を教えたい




Chamundeschwari
チャムンデシュヴァリ (15)
白/牛乳の色だから

弁護士になって、貧しい人の正義のために働きたい


Murali  ムラーリ (13)
チャムンデシュヴァリの弟  みどり
長距離ランナー
になりたい



Venkatesh
ヴェンカテシュ (14)
みどり
先生になりたい



Vidhya Sagar
ヴィディヤ・サガール(11)みどり
先生になりたい




Lakshmi Devi
ラクシュミ・デヴィ (15)
みどり
ハンドボールの選手になりたい


Deepika
ディーピカ (14)
オレンジ/
ビスケットカラーだから
先生になって、貧しい人に字を教えたい




Najumunisha
ナジュムニーシャ (15)
みどり/自然の色だから
先生になりたい




Vijay Kumar
ヴィジャイ・クマール
(14)

医者になって貧しい人の治療をしたい



Satish Kumar
サティーシュ・クマール (15)
紫/鮮やかで、きらきらしてきれいだから
機械関係のエンジニアになりたい


Narasinga Rao Small (14)
ナラジンガ・ラオ(小)
(大)の従弟
赤/リングの色だから
ボクサーになりたい



Narasinga Rao Big (15)
ナラシンガ・ラオ(大)
(小)の従兄

柔道の選手になりたい


Naveen
ナヴィーン (15)
黒/
柔道の帯の色だから
国際的なクリケットの選手になりたい




Narasingh
ナラジンガ (15)
ピンク
警官になって、貧しい人を汚職から救いたい)



Chinna Rao
チンナ・ラオ (14)
赤/赤い花が好きだからビジネスマンになりたい



Eswara Rao
エシュワラ・ラオ (13)
黄色/ライムの色だから警官になって泥棒を捕まえたい




Gowthami
ゴウタミ (11)
黄みどり/オウムが好き
先生になりたい。担任のバスカール先生みたいな。


Srinu
スリヌー (15)
みどり
インド軍の兵士になりたい














Prasad
プラサード (13)
(最終日欠席のため、
顔写真なし)
赤/空手の帯の色
空手のチャンピオンに
なりたい


Rohit
ロヒト (12)
白/平和の象徴だから
パイロットになりたい





Mazeed
マジード (15)
赤/血の色だから
医者になりたい。人を助けたいから





Karnakar
カルナカル (15)
みどり
一番の生徒になりたい



Ullalu Upanagara ウッラール・ウパナガル篇
Delhi デリー篇
Varanasi ヴァラナシ篇


HOME
APOCC, 2003-2004. All rights reserved.