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APOCC事務局だより
●ワークショップ報告
・2007年 ベトナム  トゥイホア写真WS(第1部) トゥイホア写真W(第2部)
・2004年 インド   ヴァラナシ写真WS ヴァラナシ絵画WS 
            レー絵画WS デリー展覧会
・2003年 ドイツ   アウグスブルグ
・2002年 インド   ウッラール・ウパナガル ヴィシャカパトナム 
            デリー ヴァラナシ
APOCC事務局だより

このページではAPOCC事務局からのご連絡やご報告などをお伝えしていきます。
APOCCの会員の皆様へ

これまでAPOCCでは会員の皆様への報告書送付など、郵送費の占める割合が多くありました。皆様からの会費を大切に使わせていただく為にも、これからは主にメールでの報告にさせていただきたいと思います。ご了承ください。
メールアドレスをお持ちでまだ登録されていない方、またはアドレスを変更された方はinfo@apocc.orgこちらまでご連絡ください。 

APOCC事務局 2006 /12 /24


2009/6/4
●メンテナンス工事のお知らせ
6 5()の午前200分~午前500分の間で90分程、
ホームページとメールサーバーのメンテナンス工事が行われます。
その間、ホームページとお問い合わせメールinfo@apocc.orgが接続できなくなるようです。
ご迷惑をおかけしてしまいますが、ご理解のほど宜しくお願いいたします。(伊藤)



2009/5/9
APOCC事務局よりお詫びとご報告

6日の夜、サーバー(ハードウエア)の故障が原因で、
ホームページとお問い合わせメール(info@apocc.org)が接続できなくなってしまいました。
1843分ごろ、サーバーに障害が発生して、復旧したのが2206分とのことです。
みなさまには大変ご迷惑をおかけしてしまいました。(伊藤)




2009/4/25
またあらたにAPOCCを応援してくださるサポーターが増えました。
現在サポーター数は178人です。
みなさんの気持ちを無駄にすることのないよう、大切に使わせていただきます。
どうもありがとうございました。
(浜野)




2009/4/11
APOCCの活動を応援してくださるサポーターがひとり増えました。
現在サポーター数は177人です。

皆さんのあたたかいサポートにスタッフ一同心より感謝申し上げます。
一歩一歩、活動してまいります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。(浜野)




2009/3/16
現在、APOCCのホームページサーバーを移行する作業を進めています。
移行がきちんと完了するまで、
2、3週間かかる予定です。
(想像以上に時間がかかっています)
ベトナム語ページのカウンターがまだ起動できていませんが、ご理解ください。
作業中に不具合が起きた場合は改めてインフォメーションさせていただきます。
                                  
2009.3.16 担当:伊藤




2008/9/7
●APOCC事務局よりご報告です。
大変遅くなりましたが、APOCCの2007年度(2006年4月~2007年3月)の収支を
ご報告いたします。収支報告はこちらです。「APOCC収支報告」
会員の皆さまにはすでにご報告させていただきましたが、
ホームページでもご報告させていただきます。



2008/7/30
これでベトナムWSに参加した生徒全員の作品をUPすることができました。

今日で最後かと思うとなんともいえない気持ちなのですが、
来週からは、ホームページ全体の整理や、そのほかの原稿UPを進めつつ、
生徒の作品についても、もっと良い見せ方はないかと
彼らの作品を見ながら考えていこうと思います。

APOCC事務局 伊藤綾子 2008/07/27



2008/7/27
写真WS(第二部)に参加したタンさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Sức Sống(生命力)」です。

1日目のタンさんの写真は、なんとか風景を撮ろうとしていることが伝わってくるのですが、急いで撮ってしまうらしく、中途半端に人が写っている写真が何枚かありました。
「タンはちょっと急いで撮りすぎたかな。ゆっくり撮ることを心がけよう。そこにいる人がいなくなるまで待って撮ってみよう。そうすると撮りたいものがもっとはっきりする。でも大丈夫、あと二日ある。一人一人スピードが違うから、焦ることはないからね」と橋口。

2日目、タンさんは市場で物乞いをするおじいさんを撮っていました。どうしてこの人を撮ったの?とたずねると、「かわいそうな人だから」と答えていました。昨日の写真は待ちきれずにシャッターを押していたようですが、この日の写真はじっくりと撮っていました。

そして3日目、前日に引きつづき、集中してよくがんばりました。橋口からは「ただきれいな海だけじゃなくて、そこで暮らす人の暮らしがよく見えてくる。動きがあってとても素晴らしいよ。よくがんばったね」とコメントがあり、タンさんは白い歯をむき出しにして笑いました。



2008/7/20
写真WS(第二部)に参加したユンさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Cuộc Sống Quanh Em(私のまわりの生活)」です。

1日目、ユンさんは初めてカメラを持ったことがよほど嬉しかったのか、何枚かポーズをとった自分の写真を写していました。「今日はもう自分の写真を撮るのはやめようね。ユンは小さいけど、小さいからこそ他の子には撮れない写真が撮れている。おもしろいアップがたくさんある。背が低いから見ている視点が違うんだね」と橋口。

2日目、ユンさんの写真は数は少ないけれど、やはりアップの写真が印象的でした。そして面白いことに、何枚かの写真をさかさまに並べていました。
「これは逆じゃない?」と聞くと、「これでいい」といいます。おそらく見たものを理屈でなく、映像として面白さをとらえているのでしょう。それはそれで、また彼女の個性です。橋口からは、「ユンの写真は数が少ないけど、それがわるいわけではなく、選んで少なくすることでより特徴が際立つ写真です。枚数が少なくても、とても強い写真だ」とコメントがありました。



2008/7/13
写真WS(第二部)に参加したトゥイさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Quê Hương Tôi(私の故郷)」です。

1日目のトゥイさんの写真は、ボタンを触ってしまったらしく途中からパノラマになってしまいました。駅の写真はほとんどなく、まだとまどっていたようですが、帰りの道々、商店の軒先や道端の植物に目を向けていました。「トゥイもいい写真がたくさんある。落ちた花びらに興味を持ったら、今度はそれに近寄って撮ってみるといい。また違う風に見えてくるよ」と橋口。2日目の市場でも印象的な写真をたくさん撮っていましたが、今度は興味をもったものにぐっと近寄っていました。

そして3日目、また途中からパノラマに切り替わってしまいましたが、パノラマ、非パノラマにかかわらず、叙情的な写真を撮っていました。シャッターを切る時にきちんと集中しているのが伝わってきます。3日間を通してよくがんばりました。



2008/7/5
写真WS(第二部)に参加したニャーさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Biển Xanh(青い海)」です。

1日目、帰りの道々で集中力を出したニャーさん。橋口からは「ニャーもいい写真がたくさんある。今日は、もっと引いたり寄ったりすることを意識してみよう。興味を持ったものは間違いないから、もう一歩踏み込んでみる練習を今日はしよう」とアドバイスがありました。

2日目の写真ができあがって各自に配り、まず目に留まったのはニャーさんでした。トゥイさんやニーさんにちょっかいばかり出しているお調子者の彼でしたが、集中してよく頑張りました。「ただきれいなだけじゃない。君の写真は一つの世界を表現していると思う。スイカやパイナップルやココナツがまるで生き物みたいに見える。ニャー、ふざけないでやればできるじゃないか。いい写真を撮っているから、自信を持って」と橋口。ニャーさんはしきりに照れ笑いをしていました。



2008/6/29
写真WS(第二部)に参加したニーさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Tuy Hòa Quê Em(私の故郷トゥイホア)」です。

1日目のニーさんは、なにげないものや、空に目を向けているところが印象的でした。
「教会やお寺といった誰が見ても価値がわかるものと、ニーにしか探せない美しさというものがある。ニーはなんでもない木や自動販売機がきれいに撮れている。よくがんばったね」と橋口。

2日目の撮影では、市場で働く女の人たちにストレートに興味を向けていました。そして市場の隙間からわずかにのぞく空の写真を何枚か撮っていました。橋口からは、「ニーのよさは、みんなが地面を見ている時に、空を見上げているところ。市場で空を探したのはニーだけだ」とコメントがありました。




2008/6/21
写真WS(第二部)に参加したバオさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Cuộc Sống Quanh Ta(私達のまわりの生活)」です。

1日目の撮影のあと、フォンさんとともにスタミナ切れになってしまったバオさんでしたが、写真ができあがって驚きました。

変な言い方ですが捨てる写真がほとんどなく、撮りたいものに意識がきちんとフォーカスされていました。橋口からは「バオは他の人と同じく果物屋を撮っているけど、それのどこに興味を持ったのかがはっきりわかる。それに偶然のシャッターチャンスを面白く撮っている。僕もバオと同じ場所にいたけど、僕の気づかなかったものにバオは気づいている。それはとても大切なこと」とコメントがありました。



2008/6/15
写真WS(第二部)に参加したフォンさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Quà Tặng Cuộc Sống(生活の贈り物)」です。


1日目午後の撮影の帰り道、バオさんとともに電池が切れたように道にへたりこんでしまったフォンさん。二人はみんなが昼寝をしている時間、チルドレンズパレスじゅうを駆け回って遊んでいて体力を余計に消耗してしまったようでした。

しかしできあがった写真をみると、スタミナ切れの理由がそれだけではないことがわかりました。「フォンの写真は、一枚の中にたくさんの物語があるね。一生懸命風景を探していることがよく伝わってくる。フォンが倒れた理由もよくわかる」と橋口。


2日目の写真は、市場にいる人を撮っているところが印象的でした。シャッターチャンスをとらえるのが得意で、本人がおてんばなせいか、写真にも動きがあります。



2008/6/7
写真WS(第二部)に参加したヴォンさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Tôi Nhìn…(私は見る・・・)」です。

最年長のヴォンさんは、1日目、年下の生徒たちの面倒を見ていたことで、少し時間をとられすぎてしまったようでしたが、しかし人に興味を持ってレンズを向けている一生懸命な様子が伝わってきました。2日目の写真は、はじめ頭で考えすぎてしまったように見受けられましたが、時間をおいてもう一度見て回っている時には、また違った見え方がしてきました。

橋口からは「さっきは僕もタテ写真に引きずられてしまったけど、タテとヨコを混ぜてみたらずいぶん印象が変わって良くなった。今日も気持ちが動いたものにカメラを向けてみよう」とアドバイスがありました。




2008/5/31
写真WS(第二部)に参加したアンさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Quà Tặng Cuộc Sống(生活の贈り物)」です。

1日目のアンさんの写真は、対象にきちんと寄っているのが印象的でした。「アンはハンモックで昼寝をするおじさんを撮るにもベンチで休むおじいさんを撮るにも、遠慮しないで寄って撮っている。とてもうまい」と橋口。

2日目の市場での写真は、光と影を無意識に拾い集めていました。朽ちたポスターや魚など、アップの撮り方が絶妙です。色彩感覚がとても豊かです。アンさんは日頃からとても疲れているらしく、活発ではないため、教室ではとても静かであまり目立ちませんが、その分写真が雄弁にいろんな思いを語っているようです。表現ということに、日常の語彙の豊富さは関係ない、ということをあらためて再認識しました。



2008/5/24
写真WS(第二部)に参加したナムさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Biển Trời Mênh Mông…(広い海と空)」です。

1日目、全員一緒に行ったトゥイホア駅では、「駅」を表現していました。「ナムは路地の普通の木を撮る意味と、盆栽を撮る意味の違いがわかっている。駅という場所の空気を感じた上で、駅の雰囲気を撮っている。よく短い時間で集中したね」と橋口。

2日目の撮影場所を決めるときには、「テーマパークは作られた世界だし、みんな行ったら遊んでしまう。市場なら自然な写真が撮れます」というナムさんの意見が決め手となり、市場に出かけることになりました。その市場での写真が出来上がってみると、対象に寄ったり引いたり、無意識のうちに彼独自の距離感というものをすでに身に着けているようでした。3日目の海での撮影も集中してよく頑張りました。



2008/5/17
2007年ベトナムワークショップに参加させていただきました。今はホームページに掲載する生徒たちの写真をスキャンする作業を担当しています。

寒い冬に始まった作業から、いつのまに季節が変わり、第一部の作品が全て掲載されました。第二部の生徒たちの写真の掲載がはじまる前に、少しだけスキャン作業の内容と感想をということで・・・現在も進行中の作業を紹介したいと思います。

デジタルカメラが主流の昨今、ネガフィルムを手にする機会は少なく、フィルムをスキャンするというのももちろんはじめてのことです。アナログをデータ化する。簡単に説明するとそれだけのことなのですが、いざはじめてみると、思っていた以上の長期戦、地道な作業が必要であるということに気がつきました。


スキャンの作業は、仕事がない休日を選び、掃除機をかけることからはじまります。ほこりや水気は天敵です。フィルムを専用のフィルムガイドに入れてスキャナーにセットし、パソコンに取り込みます。ボタン一つで取りこめないのがこの作業のポイントです。フィルム全体が表示され、取り込むコマを一つ選択し、一度ズーム表示します。この時点でゴミやほこりが写り込んでいた場合は、こっそりスキャナーのフタをあけてほこりを取り除きます。全体表示、ズーム表示をするたびにスキャナーは独特のブーンという音をたてて、マイペースに動きます。取り込みたい部分を選択し、必要な解像度に設定して「スキャン」ボタンを押す。スキャンが完了するまで10分待ちます。スキャン中はパソコンで他の作業をすることができません。この間に画像処理などの作業ができれば効率よく仕事を進めることができるのですが、残念ながら自分に都合がいいように機械はできていないのです。待つしかないのです。待ち時間に他のことをしていると、とっくにスキャンが終わっていることも多々あります。

取り込んだデータは一時的に保存し、次の写真も同様の工程でスキャンします。この作業を一人分の枚数繰り返します。待ち時間に本を読んだり、絵を描いたりして、必要以上に過ぎていくロスタイムも含めて一人分のデータがそろうのは夕方になってしまうこともあります。一人分のスキャンが終わると、色の調整などの画像処理をし、保存用のデータとホームページ用のデータを作って担当のスタッフに送信します。こうして、週に一度のスキャン曜日が終わります。

部屋で一人一人の一枚一枚の写真を見ながら作業をしているとワークショップの現場で感じた写真とはまた違う印象をうけることがあり、新たな発見がたくさんあります。
気がつかなかったモチーフが見えたり、この写真は何を撮ろうとしていたのだろうかと考えてみたり、どんなことを思っていたのだろうか、今ごろ何をしているだろうかと思いをめぐらせたり、、、現地で感じたベトナムの風や太陽がふっとよみがえり、子供たちの顔も浮かびます。撮った人の気持ちを想像しながら自分の気持ちを投影して写真を見ているからだろうか、環境や気持ちの変化によって写真の印象が変わります。ホームページに掲載された写真を見るときは、現場で感じたもの、作業中に感じたものともまた違う見え方をすることもあります。


ワークショップから何ヶ月もたちましたが、この作業で週に一度ベトナムのワークショップに戻り、一緒に勉強しているように思います。

作業は第二部にはいりました。残り数名です。全員分のスキャンが終わった時、私のベトナムワークショップ体験も一段落するのではないかと感じています。

松尾美穂 2008/05/11



2008/5/12
昨年末より、ベトナムの写真ワークショップ(第一部)に参加した生徒たちの作品をご紹介して参りましたが、先週ようやく全ての生徒の作品をご紹介することができました。

現在は第二部に参加した生徒たちの作品を紹介する準備を進めていますので、これから順次ご紹介していきたいと思っています。

ワークショップ報告にもありますが、第二部のWSに参加した生徒たちは、様々な理由で昼間の学校に通えず、ベトナムの教育局が管轄する夜学に通っている生徒たちです。

第一部・第二部と異なる社会環境の中で暮らす生徒たちの作品にそれぞれ触れていただくことで、新たな発見につながるのではないかと感じています。

どうぞ彼らの作品を楽しみにしていてください。

APOCC事務局 伊藤綾子 2008/05/12




2008/5/4
●写真WS(第一部)に参加したユオンさんとマンさんの作品を新たにUPしました。

ユオンさんの作品タイトルは「Thế Giới Trong Mắt Em(目の中の世界)」です。
WS2日目のユオンさんは、人柄のよさそのままのような、フーイエンの人々のたたずまいがじかに伝わってくるような優しい写真を撮っていました。

ところがそれらの写真をほとんど選ばず、いわゆるきれいな風景写真を選んでいました。橋口からは「せっかくいい写真がたくさんあるのに、選んでいない。君のよさは、君が選ばなかったほうにあると思うけど。二つをよく見比べてみよう」とアドバイスがありました。

マンさんの作品タイトルは「Đối Lập(コントラスト(反対))」です
みんなより1日遅れで参加したマンさんは、WS2日目、路地裏の狭い空に渡った電線を多く撮っているところが印象的でした。短い時間で途中から参加したにもかかわらず、がんばりました。

その翌日の写真もできあがったWS最終日、写真を見直していると、2日目の写真より最初の日のほうが気持ちが自由なようでした。「2日目の写真は嫌い」「最初の日は初めてカメラを持って嬉しかったから、気持ちがいっぱいあった」というマンさんへ橋口からは「好きとか嫌いとかいう前に、自分が撮った写真なのだから、その中から物語をつくってみよう」とアドバイスが。また、「1日目の写真は、空に夢を探しているように見える」との感想がありました。



2008/4/26
●写真WS(第一部)に参加したトー・ハーさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Quê Tôi MY VILLAGE(私の故郷)」です。


3日目、試験があるのでお休みするという連絡があったトー・ハーさんですが、試験を終えて制服のまま大急ぎでワークショップにかけつけてくれました。試験前で忙しかったと思いますが、じっくり時間をかけたことが伝わってくる写真でした。

トー・ハーさんは教室ではあまり目立ちませんが、他の人に流されない、自分のリズムを持っているようです。



2008/4/19
●写真WS(第一部)に参加したハーさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Tự Nhiên(自然)」です。


「自分が撮った写真はどれも捨てられない」と言っていたハーさん。橋口からは「撮ることも大切だけど、『選ぶ』という行為も表現の重要な一部。このWSは成績とはまったく関係ないから、もっと自分の心に素直になってみよう」とアドバイスがありました。

その後、最終日のアルバム作りでのこと。ハーさんは前半に展覧会用セレクションを並べたあと、後半にセレクションから洩れた写真をもとに自分で選んだページをつくっていました。驚いたことにその後半のページがとても印象的なもので、急遽展覧会もそのセレクションでいくことになりました。ハーさんが諦めずに写真を組み立てたことで、私たちの目を見開かせてくれたのでした。



2008/4/14
●写真WS(第一部)に参加したトゥオンさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Bức Tranh Thiên Nhiên(自然の絵)」です。


共通質問の「将来の夢」に「歌手」と答えたトゥオンさん。1日目は歌のオーディションがあったため、2日目からの参加となりました。橋口からは「他の人にでも撮れるものと、トゥオンにしか撮れないものがある。それを考えてがんばってみよう」とアドバイスがありました。



2008/4/5
●写真WS(第一部)に参加したトゥさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Không chỉ Một Lân(一度きりじゃない)」です。


1日目、光を探して撮っているところが印象的だったトゥさん。2日目の写真は、完全に自分の部屋の内部だけで構成されていました。外の世界よりか自分の身のまわりのものへの関心が感じられます。光を探す感覚と、興味のあるものにぐっと近寄る距離感が独特です。



2008/3/29
●写真WS(第一部)に参加したリーさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Tôi của Tôi(私の私)」です。

1日目男の子たちに被写体として追い回されていた人気者のリーさんですが、自分のペースをしっかりもって、1日目はチルドレンズパレス内の何気ないちょっと寂しげな風景に、23日目は国道一号線の周りの風景に目を向け、遠景の写真を多く撮っていました。興味をもった対象に近づくのではなく一定の距離をとる、その距離感に個性を感じます。

どうしてこの距離感なのか橋口がたずねたとき、「近くに行ったら、きれいじゃないと感じるから」と答えていたのが印象的です。



2008/3/23
●写真WS(第一部)に参加した最年少のロックさんの作品を新たにUPしました。
タイトルは「Vẻ Đẹp Bí Ẩn(神秘的な美しさ)」です。


WS2日目の対話の時間に橋口からは「ふだん使っている頭を使わず、子どもに戻った気分で撮ってみたらどうかな?」というアドバイスがありました。その後の撮影はもちろん、対話の時間(他の生徒の講評のときにも)も集中してのぞみ、安定した自分の世界を撮っていました。ものを象徴的にとらえる視線が独特です。



2008/1/12
APOCC事務局よりお知らせです。

1
14日(月)、TBSの「筑紫哲也ニュース23」マンデープラスでベトナムでのワークショップの模様が放送されることになりました。

当初の放送予定から延びていたため、大変お待たせしてしまいましたが、いよいよ放送の運びとなりました。ワークショップ報告ページでは既に参加スタッフによる詳細報告を進めておりますが、こちらでは同行したTBSテレビクルーの福田功さん、音声の瀧澤祐輔さんが記録されたワークショップの模様が見られます。

是非、114日のTV放送もご覧になっていただけたらと思います。

番組は2254から放送、マンデープラスは2350からの放送となります。

どうぞよろしくお願いいたします。


APOCC事務局 浜野充代 2008/1/12




2007/ 12/9
会員の皆さんのメッセージをご紹介するページを新しくもうけました。
こちら


会員の皆さんご自身が普段関わっていること、日常の中で考えていることなど、広く皆さんの「声」を掲載させていただきたいと思っております。

APOCCは会員の皆さんにご支援いただきながら活動しておりますが、このコーナーは皆さん一人一人の顔が見えて来るような、日常を語る場になればと思い新しくもうけました。メッセージを寄せていただける方はぜひこちらまでご連絡ください。

APOCCを支えてくださっている皆さん一人一人の存在がもっと身近に感じられる、そして会員の皆さん同士も繋がるような場となりましたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

APOCC事務局 浜野充代 2007/12/09




2007/11/29
APOCC事務局よりご報告です。

2007年ベトナム・ワークショップの収支がまとまりました。
●2007ベトナム・ワークショップ収支報告

今回のワークショップにおいても、APOCCは本当にたくさんの方のお力添えをいただきましたAPOCCは任意団体ですが、公の中で活動をしていることを踏まえまして、ご支援いただいた皆さまへの御礼とともに、この場をお借りしてワークショップの収支をご報告いたします。

報告書にも有りますように、今回のワークショップでは、はじめて参加スタッフに対する手当てを派生させることができました。これまでのワークショップでは、現場経験者に渡航費用の補助をすることはありましたが手当てを派生させるまではいたりませんでした。

それは、活動そのものが非営利の文化/社会活動であり、限られた費用の中で少しでもワークショップを充実させる為に、他の経費を優先させ現場で使ってきたという経緯が一つにあります。また、仕事を通じた経験そのものが関わるスタッフにとってかけがえのない勉強になるという思いもありました。これからの自分の生き方を探す人にとっては、自費参加を通して経験を得ることが、大切なプロセスのひとつになるのではないか、という思いからです。

ただ以前から議論になっていたことですが、スタッフがそれぞれ活動に賛同し、気持ちで関わっているとはいえ、今後も、長く活動を継続させていく上では、ある程度対価を派生させていくことも必要ではないか、ということがあります。このことは重要な問題だと思い私たちは議論を重ね、そして今回初めて、手当てを計上させることにしました。

今回、手当てを派生させることができた背景には、ワークショップを試みたベトナムの物価が比較的安く、経費を抑えることができたことに加えて移動を最小限に留めたことが余裕が生まれたことに繋がったのではと思います。そして、JICAの後援をいただいたことで、青年海外協力隊員の人的援助が受けられたことも大きいかと思います。

また、国際交流基金の助成をいただけたこと、協力各社に機材・画材・フィルムをご協力いただけたことと共に、
APOCC会員の皆さまのサポートをなくしては、ワークショップの実現および手当ての派生まで実現することはできませんでした。皆さまのおかげでAPOCCは一歩前進できたと思います。スタッフ一同、この場をお借りして心より御礼申し上げます。そして今後も私たちの活動を長い目で見ていただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。


APOCC事務局 浜野充代 2007/11/29




2007/10/28
APOCC事務局よりご報告です。

ベトナムWSの報告ページで、10月下旬にTBSの「筑紫哲也ニュース23」マンデープラスでWSの模様を放送する予定と告知しておりますが、放送が11月の初旬に延びたようです。お待たせしておりますが、放送日が決まり次第、改めて告知させていただきます。

APOCC事務局 伊藤綾子
 2007/10/28




2007/7/26
APOCC事務局よりご報告です。

大変遅くなりましたが、APOCCの2006年度(20064月~20073月)の収支をご報告いたします。収支報告はこちらです。
「APOCC収支」

今年度に入った4月以降も、ベトナム・ワークショップに向けてたくさんの方が気持ちを届けてくださり、スタッフ一同感謝の気持ちと身のひきしまる思いでおります。

おかげさまで資金面、関係機関との調整も含め、ベトナム・ワークショップの実施のめどがたちましたのでご報告いたします。

きたる8月、ベトナム南部のフーイエン省トゥイホア市(海岸地域)にて写真と絵画のワークショップを試みます。まだまだここからがスタートとなるわけですが、着実に進め、参加者の心に残るワークショップにしたいと考えております。

また、既にご覧になっていただいた方もおられるかと思いますが、APOCCのHPではこれまでのワークショップ参加者の作品掲載を進めています。現在、2004年インド・ワークショップ(写真)参加者21名分の掲載を終え、2003年ドイツ・アウグスブルグのワークショップ参加者の作品掲載を少しずつ進めているところです。インド、ドイツで暮らす彼ら彼女らの固有の感情とリズムを感じていただけるのではないかと思っています。是非ご覧になっていただけたらと思います。

さてここでひとつAPOCCにニュースが入ってきましたのでお知らせします。2003年ドイツ・アウグスブルグでのワークショップ、そして2005年のスチルムービーに参加した生徒がこの8月から9月にかけて来日するそうです。日本語の勉強を兼ねてということですが、皆がこの異文化にどう感じ何を考えるのか、興味深いです。こうしてワークショップから月日が経った今も互いの存在に思いを馳せ、知らせを届けてくれる関係が嬉しいです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

APOCC事務局 浜野
充代 2007/7/24




2007/5/8

前回の事務局だよりでホームページに掲載する作品(写真)のコピー防止について、良い方法をご存知の方がいらしたら教えていただきたいと呼びかけたところ、ホームページをご覧になった方から、写真のコピー防止策について複数のメールをいただきました。


親身になり色々調べてくださったこと、とてもありがたく感じております。
ありがとうございました。


その後、作品のコピー防止策について、いただいた情報を元に色々調べてみたのですが、ホームページに掲載した作品のコピーを完全に防止するというのは、やはりとても難しい問題でした。

作品を守るということと、公開するということ、ふたつのことを行っていかなくてはならないのですが、そうした中で妥協点を見つけているところです。

現在、すでに当ホームページに掲載しているアートワークに参加した生徒の作品については、完全にコピーを防止するシステムを組めていないのですが、対応策として、画質を落とし、きれいに印刷できないような方法をとっています。今後、どのような方法で作品を守っていくかということについては、実際に作品をホームページへ掲載した際に触れたいと思っております。

作品の掲載が延び延びになっておりますが、今月から作品を順次掲載していきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

作品をどのように守っていくかという問題に試行錯誤している一方で、他のスタッフは、ベトナムのワークショップ(WS)に向けて、関係者とのやり取りを進める他、WS開催に向けての情報収集、必要書類の作成など、WSの準備に奔走する日々を送っております。今はワークショップの準備を進めている段階で、詳細についてはまだお伝えできないのですが、詳細が決まり次第、ホームページ上でもご報告していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

APOCC事務局 伊藤綾子 2007/5/8



2007/3/25

事務局からお知らせがあります。

昨秋、当ホームページ上で、今までアートワークに参加した生徒たちの作品を紹介しますとご連絡させていただきましたが、未だに当ホームページに掲載できていない現状について、その理由を述べたいと思います。

APOCCでは、昨秋から、アートワークに参加した生徒たちの作品をホームページに掲載する準備として、掲載作品のセレクト等を進めてきたのですが、そうした過程の中で、一つの課題が出てきました。

それは、「ホームページに掲載する生徒たちの作品(人格)をどのように守っていくのか」という問題です。というのも、今のインターネットの世界では、ホームページに掲載した写真が簡単にコピーできてしまうという現状があるからです。そうした中で、生徒たちの作品をホームページに掲載するということより、まずはホームページに掲載する作品のコピーをどのような方法で防いでいくか、という問題をクリアにすることが先決と判断し、作品の掲載を控えているという状況です。

ホームページに掲載しようとしている写真そのものが、彼らの感情(心)を写した無比な存在であり、その全てが彼らの大切な作品だからこそ、とても慎重に事を進めたいと思っています。

APOCCでは、スタッフが各々作業を進めているのですが、作業を進めれば進めるほど、次から次へと課題が発生し、そのつど皆で話し合い、最善の方法を検討していく、という作業を繰り返し、繰り返し、進めているという状況です。時間がかかったとしても、ひとつひとつの過程を端折らず進めているのは、こうして関わる者同士が意見を交わし、一つの物事を進めていくという過程自体がワークショップなのだという想いと、作業ひとつひとつに優劣はなく、全てが大切な作業なのだという意識からのことです。今回の件も、長い時間彼らの撮った写真(彼ら自身)と向き合うという過程があったからこそ、これらは唯の写真ではなく、作品なのだという意識が強まり、その結果、いま解決しなくてはいけない問題も見えてきたのだと感じています。

生徒たちの作品がホームページに載ることを心待ちにしてくださった方には、期待をさせたまま何も対応をせず時間が経ってしまったことを申し訳なく感じております。このような状況をご報告するのがとても遅くなってしまいましたが、いまは作品の公開について、最善の方法を検討しておりますので、なんらかの結論がでましたら、また改めてご連絡させていただきたいと思っております。

また、APOCCの次回のワークショップについても、少しずつ準備を進めており、ワークショップで使用するカメラの機種については、オートフォーカスにするかマニュアルにするかという点で検討を重ねています。今まではオートフォーカスのカメラを使用しており、そこにこだわっていた理由は、オートにすることで、カメラの操作(ピント合わせ等)より、写真を撮ることに集中でき、ワークショップ期間中の事故を防ぐことができたという点なのですが、今はオートフォーカスのカメラのメンテナンスが保障されていないという状況がある為、使用カメラとしてマニュアルも検討しています。

ワークショップの詳細については、今後もホームページ上で随時、掲載していきたいと思っております。また、写真のコピー防止について知識をお持ちの方がいらっしゃいましたら、いい方法を教えていただけるとありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

APOCC事務局 伊藤綾子 2007/03/25 




2006/12/24

今回は、APOCC事務局スタッフの紹介ということで、2003年ドイツ・アウグスブルグでのワークショップの報告を英語訳してくださった浅野さや香さんの、翻訳にあたっての感想、APOCC事務局スタッフ浜野充代と、このたび新しくスタッフに加わりました伊藤綾子からのご挨拶を掲載したいと思います。

APOCC事務局スタッフ伊藤綾子
このたび、APOCC事務局に新しくスタッフとして加わることとなりました。ホームページの運営を中心に、事務局の仕事を手伝わせていただきます。

ご挨拶

このたび、APOCCの事務局の仕事をさせていただくことになりました、伊藤綾子と申します。私が、橋口さん、星野さんのアートワーク(写真を使ったワークショップ)を知ったのは、お二人の共著「対話の教室」を読んだのがきっかけです。本を読んだのは、今から4年前になるのですが、その本の中に出てくるインドの少女に自分を重ね、訪れたことのないインドへ思いを馳せ、同じ時代を生きる人との繋がりを感じた記憶がずっと心の中にあります。そして、今になって私は本を通してワークショップに参加したのだと実感しております。

私は、APOCCの活動趣旨にもありますが、「表現する喜び」は、人が生きていく上で、その人自身を助ける大切な感情だと思っています。そして、時には、自分が表現をすることが人を助けることに繋がると思っています。だからこそ、APOCCの活動を通じて人が自分の感情を知る方法を見つける手伝いをしたいと思いました。人と人が繋がることに「希望」を感じつつ、そして、自分が興味を持ったことに、まっすぐに向き合っていきたいと思います。

事務局の仕事としては、おもにAPOCCのサイトの運営をさせていただくことになりますが、今後はワークショップに参加した子供たちの作品をサイトに掲載するにあたって、作品のセレクトにも携わることになります。子供たちの作品に触れられる喜びと緊張が入り混じっておりますが、一枚一枚の写真を通して、彼ら一人一人ときちんと向き合わなければと思っております。APOCCの活動を支えていただいている多くの方々の思いを大切に、そして、仕事を預けてくださった橋口さん、星野さんをはじめ、事務局スタッフの浜野さんと積み重ねていく過程を自分の体に染み込ませながら、一歩一歩を大切に進んでいきたいと思っております。少しずつではございますが、APOCCのサイトを充実させていくことで、国内外への広がりを強めていけたらと思っております。微力な私ではございますが、どうぞ宜しくお願いいたします。

伊藤綾子 2006/10/23




浅野さや香さん
2003年ドイツ・アウグスブルグでのワークショップの報告を英語訳してくださいました。

ご挨拶

APOCCの活動趣旨とドイツワークショップ報告書の英訳を担当させて頂きました、浅野さや香と申します。昨年6月に母校で行われた星野さんの講演会で、APOCCの活動を初めて知りました。その後、会費の振込書に添えた言葉がきっかけとなり、出来ることから少しずつお手伝いをさせて頂くということになりました。

私がAPOCCの活動に惹かれた一番の理由は、私自身「表現する」ということに何度も救われてきたという思いがあったからです。例えば、以前、どうしようもなく気分が落ちこんでいた時に描いた絵が、明るい色彩で溢れていて驚いたことがありました。自分の中にはこんな感情が眠っていたんだということに驚きながらも、その感情を外に出せたことで気持ちが楽になったのを覚えています。目の前にあるものに真剣に向き合い何かを作り出すという行為は、普段閉じ込めていたり、意識したりすることのない自分の感情と向き合うことでもあります。そのことが、時として、前に進んでいくための大きな力になることがある。だからこそ、普段「表現する」という機会を持つことのない子どもたちにその機会を持ってもらいたい、表現する喜びを感じてもらいたいというAPOCCの活動はとても意義のあるものだと強く感じたのです。

こうして、活動趣旨とワークショップ報告書の英訳にとりかかったわけですが、思っていた以上に大変な作業でした。分量が多いということもあったのですが、ワークショップの充実した時間が凝縮されている報告書を読みながら、自分の英語力でこの温度をそのまま伝えることが出来るのか、ひとつひとつの言葉の重みを痛感しながら、ひたすら言葉と格闘する毎日でした。

今回、報告書の翻訳を通して、物やお金ではなく、表現すること、そして自分と向き合うことに没頭できる時間を子どもたちに提供するこの活動は、たくさんの人々の力の結集で成り立っていることを改めて実感しました。それと共に、文面からではありますが、日々表情を変えていく子どもたちの様子から、このワークショップが持つ力を確かに感じ、この活動が今後も続いていくことを心から願う気持ちを新たにしました。そのために、わずかでもお手伝いできることがあることを嬉しく思います。つたない文章ではありますが、英語版の制作によって、APOCCの活動を知る人の輪が世界に向けて少しずつでも広がれば、と願っております。

※2005年1月26日APOCCホームページにて掲載



APOCC事務局スタッフ浜野充代
2004年インド・ヴァラナシでのワークショップに、1週間仕事を休んで自主参加。現在は、事務局スタッフとして運営・管理業務をはじめ、APOCC通信の送付などを行っております。

ご挨拶

このたび、APOCCの事務局の仕事をさせていただくことになりました、浜野充代と申します。橋口さん、星野さんとは、和光大学でお世話になっていた西研さんからのご紹介を縁として、その後約1年間会社勤めと平行してテープ起こしなどのお手伝いをさせて頂いておりました。今年7月のインドでのワークショップの際には、ヴァラナシのスンダルバギヤ小中学校でのワークショップ期間中に、途中参加という形で合流させて頂きました。私にとって初めてのインドで、初めてのワークショップということもあり、自分自身に不甲斐なく感じることも多々ありましたが、約1週間現場で貴重な体験をさせて頂きました。ワークショップ期間中は地道な作業の連続であっという間に過ぎていったように思いますが、私にとっては全てが新しい経験であり、学びの場であったと思います。

私は社会人となり3年目ですが、仕事に対する姿勢についてもあらたに考えさせられました。状況判断、柔軟性、集中力、体力、コミュニケーション能力…。必要なものと自分の反省点を照らしていけば自信をなくしそうにもなりますが、まずは自分の未熟さを自覚して次へと繋げていくことが重要だと思いました。また一方で、今の時代の中で思想、哲学をもってそれを具現化する非営利の活動を、継続的に行っていくというのは、本当にタフなことだと感じました。お金は大切なもので、社会的な活動にも個人的な生活にも必要だけれど、大切なのはその使い方やその背景となる個々人の考え方なのではないかと思います。他人への想像力を持つこと、自分と社会との関わりを身近なところから考えること、その中で自分なりの理想を持ち、それを行動に還元していくこと…それらは今後も私にとって大きなテーマであるという思いを強くしました。たくさんの人が関わりあってつくりあげるワークショップで、インドの子ども達が夢中で絵を描く現場に立ち会えたことに感謝しております。ありがとうございました。

今後はAPOCC事務局スタッフとして、これまで星野さんがされてきた事務局の仕事を段階的に引き継いでまいります。それに伴い、APOCC会員の皆様へのご連絡及びご報告を当方からさせていただくこともあるかと存じます。APOCCの活動が今後も一歩一歩前へ進み、実を結んでいけるよう、少しでもお役に立ちたいと思っております。まだまだ微力な私ですが、APOCCを応援してくださる皆様の想いをはじめ、アートワークに関わるたくさんの方に対する想像力を失わず、誠実な仕事をしていきたいと思っております。何卒よろしくお願い致します。

浜野充代 2004/11/17

※2004年11月19日APOCCホームページにて掲載



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